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初めての物流外注 10の質問(2008/11/18)

グリニッジ有限会社 金井佳子 
記事のカテゴリ: パートナーとの出会い, 外注を探す, 誰に頼む? | No Comments

お店からお客様へ商品をお届けする最終工程である「物流」。

梱包ひとつとってみても、お店ごとのこだわりが見受けられる中、在庫管理や、作業量が負担となり、「外注出来たら・・」と考える方も多い分野だと思います。

しかし、この物流、いざ外注するとなると、何を基準にどんな会社を選べば良いのか頭を悩ませる事も少なくありません。

そこで、納得発注道しるべでは、「物流の事は物流のプロに聞こう!」という事で、[1] 株式会社イー・ロジット通販物流部の土橋恵司さんにご協力を頂き、色々とお話を伺いました。
[2] 株式会社イー・ロジットは、特に通販物流を得意とし、物流のアウトソーシング、コンサルティング、システム導入支援を行う、まさにネットショップを強力にバックアップする頼れる物流会社。
店が成長するにつれて、戦略的に物流を外注しなくては、と考えている店長様へ向けて、『初めての物流外注10の質問』に答えて頂きました。

Q1:そもそも物流外注って?何をしてくれるの?

[ 質問 ]
一口に「物流外注」といっても作業内容は多岐に渡ると思います。具体的な仕事内容を教えて下さい。

受注処理・商品発注・入庫作業・商品保管・商品発送・返品処理・コールセンターまで、サイト上での受注からエンドユーザー様へ商品が届くまでのサービスを全て委託する事が可能です。一般的には、入庫作業・商品保管・商品発送・返品処理までを委託されるケースが殆どとなります。

具体的にご説明致しますと・・

1: 入庫処理をして在庫計上
     ↓
2: 商品の保管
     ↓
3: サイト上に受注が入ったらクライアント様から出荷データを頂く
     ↓
4: 出荷データを基に「送り状発行」「納品書発行」「出荷指示書」を発行
     ↓
5: 出荷指示書を基に商品を取り(ピッキング)梱包作業
     (必要な場合は「ラッピング」「のし」包装も可)
     ↓
6: 商品発送
     ↓
7: 返品商品があった場合は返品処理・返品登録

※弊社では、倉庫管理システムをご提供しておりますのでリアルな在庫管理が行えます。倉庫管理システム:通称『WMS』(warehouse management system)

Q2:物流を外注する事のメリットは?

[ 質問 ]
物流を外注する事のメリットとは具体的に何なのか教えて下さい。
また、自社対応している会社でも、物流外注を考えた方が良いのはどんな場合でしょうか?

■メリット

発送業務にかかる時間を外部に委託する事でコスト削減が可能。
出荷件数の波動(増減)を外注に委託することによって、改善できる。

■自社発送している会社の外注タイミング

発送作業に時間が取られすぎて、販促活動が出来ない。
又は場所が手狭になってきている時が外部委託のタイミングです。

Q3:自社にあった業者を選びたい!

[ 質問 ]
物流業者によって得意・不得意があり、商材や出荷件数等でどんな業者を選ぶべきか、変わってくると思います。商材の特徴ゆえ、不安をお持ちの店長様も多い中、自社に合った業者選びをするには、特にどういったポイントを押さえれば良いでしょうか。
また、選定に当たって、事前に準備しておく物・情報があれば、教えて下さい。

【倉庫選定】

1:通販発送と卸発送は全く異なります。
物流会社がどこまで通販物流の経験があるかを調査する事が大事です。

2:商材で注意するのは、アパレルと温度管理必須の商品です。
温度管理が必須の商材を扱っている場合は定温倉庫を探さなければいけません。
アパレルの場合は色展開・サイズ展開がありますので非常に間違いが起こりやすい商材なので、アパレル経験が豊富で目視だけでなくデジタル検品で出荷ミスを起こさない仕組みを持っている倉庫がお勧めです。

Q4:とにかく大体の相場が知りたい!

[ 質問 ]
保管料金の他にも、入出庫作業や、梱包など色々と料金が発生すると思いますが、全部でどの程度かかるのか、教えて下さい。

商材や単品通販なのか多品種を扱っているのかで、金額に開きが出てきますので、一概に「いくらくらい」とはお答え出来ないのですが(すみません。。)、計算する基準としては、自社でかかっている「人件費」「場所代」「送料」「資材」を足して、それほど大きな開きがなければ、発送に関わる手間もなくなりますので良いのではないかと考えます。

ただ安かろうで選定するのではなく、サービスがどこまで行き届いているかも大事です。

Q5:自社作業か外注か。費用対効果で考えたいけど、ポイントは?

[ 質問 ]
外注すれば費用がかかるが、その分、本来の仕事が出来て、在庫管理も楽になる等、メリット・デメリットを考えた上で費用対効果を考えたいと思います。考慮すべき点、こう考えると良い等、教えて下さい。

外注はなにも良い点ばかりではありません。

本来自社であれば出来た事、例えばお客様一人一人に別々の手書きメッセージカードを同梱する事は外注では非常に困難です。
外注では出来ない部分を除けば、あとはメリットが多いはずです。コスト面から判断すると、一般的には、通販系の物流費は、売上の10%~12%と言われております。
また、一受注あたりの客単価が低い場合、10%~12%以内に押さえるのは現実に難しく客単価を上げる努力が必要です。

Q6:安いだけでは選べない!他に、何を基準に選べば良い?

[ 質問 ]
信頼できる業者選びをするために、コスト以外で、チェックすべき比較ポイントはありますか?
また、事前に確認した方が良い項目はありますか?

通販出荷は個人への発送の為、非常に丁寧な梱包が必要であり出荷ミスを起こせば、即、お店の信用を損ないます。

例えば、梱包一つとっても常時通販の梱包作業をしている人と派遣社員の割合が多く慣れていない人が梱包作業をやるのとでは品質が違ってきます。
その物流会社がどこまでスタッフに教育が行き届いているかが重要です。
実際に現場へ足を運べば挨拶一つからでも判断は出来ます。また、通販系の物流をどれだけ多く経験しているか?もポイントです。

Q7:入出荷をお願いする際に、あまり複雑で面倒な指示が必要であればミスしそうでちょっと・・。

[ 質問 ]
具体的にどのような流れで入出荷が行われるのですか?また、電話やFAXでも依頼出来ますか?

物流会社により様々ではないかと思われます。

弊社では「倉庫管理システム」を各クライアント様へご提供しておりますので、そのシステム上から入庫依頼・出荷指示を「CSVデータ」で一括アップロードして頂きます。(手入力も可)

入出庫指示に関しては面倒ではありません。
電話FAXに関しては、弊社側でシステム上へのデータエントリー費用は若干頂いておりますが、依頼は可能です。

Q8:件数が少ないのですが・・。

[ 質問 ]
年に数回の依頼や、出荷件数が少ない場合でも、相談できるのでしょうか?一般的に件数の制限はありますか?

制限はありません。

1坪からでも、また出荷件数が少なくても相談は承っております。また、スポット的な依頼もお受けすることは可能です。

※出荷件数があまりに少ないと外注のコストメリットはないかと思われます。

Q9:コストが比較検討できて、得意分野(小ロットOK等)が解る資料やサイトがあると便利なんだけど・・。

[ 質問 ]
外注を考える上で、参考になりそうな資料やサイトがあれば教えて下さい。

ランク等が一覧になったサイトは存じ上げませんが、『グーグル検索』で『通販物流』という検索でお探しになるのも宜しいかと思います。

Q10:プロに聞きたい!これだけは押さえておけ!というポイントは?

[ 質問 ]
初めて物流を外注しようとしている店長様に、これだけは知っておいて貰いたい、という項目・ポイントがありましたら教えて下さい。

安かろうで選定は絶対にNGです。

実際に現場に足を運んで、お客様が信用出来る物流会社であるかを選定する事が大事です。

【ポイント】

1:出荷ミスを起こさない仕組み(デジタル検品等)を導入しているか?

2:イレギュラー作業に対応出来るか?
ⅰ)お客様別や商品別のチラシ同梱
ⅱ)のし対応・ラッピングを漏れなく行うような仕組みを持っているか?
例えば出荷データに「のしフラグ」「ラッピングフラグ」を設け、出荷指示書に自動出力され忘れず作業を行うような仕組み。

3:物流会社側のシステムがどれだけ利用出来るシステムか?
お客様ご自身が説明を受けて良いシステムかを判断する必要があります。
また、外注のシステムを提供している会社も多いので、その場合不具合が発生した時の柔軟な対応が出来ない為、ご苦労されるケースも多いです。

有難うございました!
物流外注を考える上で大切な事は、「通販」に長けているかどうか、そして「コストだけで選ばない事」だという事でした。
やはり、ひとつでも多く現場に足を運び、実際に誰がどんな作業をしているのか自分の目で見る事、感じる事が重要な事ですね。

コストの削減と売上の上昇、どちらも実現させなくてはなりません。
お客様への信用がかかっている重大なファクターとして、信頼できる会社を選べるかどうかが、お店を成長させるカギである、と感じました。

今回、質問に答えて下さった会社はこちらです。

弊社イー・ロジットは、通販物流をはじめとする多品種少量多頻度の物流、いわゆる「小口高回転物流」を、アウトソーシング、コンサルティング、システム導入支援という3つの側面で、「小口高回転」のビジネスを行う会社を全面支援しています。

e-LogiTという社名は、LOGISTICS(ロジスティクス:戦略物流) TECHNOLOGYとINFORMATION TECHNOLOGYの2つの言葉を併せ持っています。その社名に付けられた意気込み通り、事業展開しています。


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記事のURL: http://www.webryoku.jp/information/doubt/case3/p/462

記事中のlink:
[1] 株式会社イー・ロジット: http://www.e-logit.com/
[2] 株式会社イー・ロジット: http://www.e-logit.com/
[3] Q5:自社作業か外注か。費用対効果で考えたいけど、ポイントは?: http://www.webryoku.jp/information/doubt/case3/p/462/2
[4] 株式会社イー・ロジット: http://www.e-logit.com/

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