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素人っぽさが抜けるデザインセオリー vol.1 やってはいけない編(2008/3/24)

グリニッジ有限会社 金井佳子 
記事のカテゴリ: デザインセオリー | No Comments

ソフトの効果(エフェクト)のかけ過ぎ

「新人は必ずやり過ぎる」

Webデザイナとして仕事をし始めた時、私が実際に先輩デザイナーに言われた言葉です。
新人Webデザイナーは必ずと言って良いほど、ドロップシャドウ(文字につける影)やベベル(立体的に見せる効果)をかけ過ぎるので、その方は新人が作ったものはすぐに解るようになったそうです。

「ソフトの機能を使う事が目的になってしまって、何が主役かを忘れている。」先輩はこうも仰っていました。

私は呪文のように「さりげなく、さりげなく」を繰り返してデザインする様にしています。
さりげなくとはどの程度なのか、下の画像を見て感じてみてください。

程よい影とは?

四隅が空いていると、とりあえず埋める

良く言われるのが、良いデザインは空間(余白)の使い方が上手い。という事です。
全ての要素は理由があって配置されるべきで、何となく寂しいから、画像でも入れておくか、という「何となく」が、素人っぽさを出してしまう要因となります。特に四隅には、何かしたくなる物ですので、理由を考えてから配置すると良いと思います。
後、これも良く耳にしますが、理由無き「センタリング」。
書類を作成する時、まず始めにそのタイトルを太字の中央揃え(センタリング)にする人は多いと思います。感覚的にしっくりきますね。なぜでしょうか。
センタリングされた文字は、かしこまった、落ち着いた、安定感のある、といった印象を与えます。ですから、書類や案内状などには適していると言えます。また、非常にポピュラーであり、失敗が少ないと感じやすいのです。

しかし、「適当にやっとくか」といったイメージがある事も事実です。
下の画像を見てください。どちらが丁寧にデザインした印象を受けるでしょうか。

中央ぞろえサンプル
四隅サンプル

とりあえず「囲う」

理由のない配置はばらつきを感じさせます。
それを避けるため実際の作業では、方眼用紙の様に引かれた線(グリッド)に、全要素を必ず整列させます。そうする事で、実際に見える線は無くても、見えない線が出来、まとまりが出る効果があります。
それだけでも良い場合が多いのですが、何となく「囲う」ことにより、構成要素を分類分けした気分になり、安心するのです。
そして、その囲い線とテキストの間の余白が詰まってしまい、文章がぎゅうぎゅうに詰め込まれている感覚を受け、理由は解らないが読み辛い、という印象になってしまうと、”素人っぽく”なってしまいます。下の図は全く同じ間隔で配置したのですが、どちらがより読みやすい文章でしょうか。

囲ったサンプル

このグリッドに整列させるというのは、非常に大事な要素で、いわゆる「ぎょっ」とする効果を狙うアイキャッチも、整列していればこそ目立ちます。

アイキャッチサンプル

いかがでしょうか。
ちょっとした事で、ぐんと素人っぽさは抜けてくると思います。参考になれば幸いです。


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